立川三丁目町会

立川三丁目には第二次大戦以前に町会の原形があったようです。

元徳稲荷神社由来記には次の記述があります。「大正九年四月徳右衛門町町会ヲ創立ス内田安右衛門氏会長二就任シ事務所ヲ社務所内二置キ北沢伝次郎ヲ書記トシ...」立川三丁目は昭和初期まで西側を林町、東側を徳右衛門町という町名でした。

また次の記述があります。「昭和二十二年、佐藤万次郎氏は、地域的な団体の必要を痛切に感じ、竪川三丁目町内居住の人々をもって、親ぼく団体「親交会」を結成、自ら初代会長となった。この親交会が、町の発展、繁栄に寄与したところはきわめて大であった。なお、当時は連合軍の占領下にあり、連合軍総司令部が町会の設立を許さなかったため、親ぼく団体として結成され、活動したのである。」

墨田区役所の記録では町会の発足は昭和29年となっています。初代会長は佐藤萬次郎氏でした。佐藤萬次郎氏は戦後立川三丁目町会の基礎を築かれました。

町会を支えた歴代町会長