手賀の杜自治会における防災用品取得について
1.趣旨
平成30年度に手賀の杜自治会で取得した防災用備品及び防災班長セット等について、その取得の考え方及び取得内容等について説明するもの。
2.取得の考え方
(1)全般
手賀の杜において生起する公算の高い災害を想定して物品等を計画的に取得する。(前提は自然災害とし、地震、風水害、富士山噴火について考察)
・手賀の杜の特性(概要)
地形的には高台で地盤が堅固、全家屋が平成12年改正の建築基準法で建設されており大規模震災でも家屋倒壊の危険性は相当低いと見積もられる。
・地震
家屋倒壊がない場合でも家財道具の転倒等により救出が必要となる事態が生起する可能性は相当高いと見積もられる。また、火災発生時の消火活動と怪我人の応急手当などの対応も必要と考える。首都直下地震などの大規模地震が生起した場合、消防及び自衛隊の救命・消火・救援活動のほか行政支援は数日間もしくは1週間程度以上期待できないことを考慮しておく必要がある。
・風水害
高台にあるため、柏市ハザードマップでの危険区域外となっており、自治会としての対策は不要と見積もられる。
・富士山噴火
約150km離隔しており、噴火の規模と風向きにより降灰の影響はあると考えられるが、被害規模は小さく自治会としての対策は不要と見積もられる。
以上から、地震への対応を主眼とした防災用備品・備蓄品について考察するものとする。
(2)地震対策についての備品と備蓄品の保有要領
・備品
救命のための救出用資材の取得を最優先とし、続いて消火用資材、応急手当用資材を取得する。
今年度は救出用資材を調達し、次年度以降で消火用資材及び応急手当用資材について検討する。
●品目:バール、オノ、ノコギリ、大型ハンマー、ヘッドライト、マスク、手袋、関連消耗品
●数量:5セット(1コ班5名×5コ救出班分)
・班長セット(役員活動用食料等)
自治会役員70名が活動に従事するために必要な防災食3日分、飲料、懐中電灯、携帯トイレ等を取得し、安否確認シートとともに各役員宅において保管(班長セット内容品に追加)
【理由】各役員宅の防災意識を啓発し、家族全員分の備蓄を推進する。
3.取得内容等
- 救出活動用セット「救出活動用見積資料」 ⇒救出活動用見積資料(PDF)
- 班長セット「班長セット調達見積資料」 ⇒班長セット調達見積資料(PDF)
⇒調達価格根拠資料_1(PDF)
⇒調達価格根拠資料_2(PDF)
⇒調達価格根拠資料_3(PDF)
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