久地東町会

町会長　甘利治明（あまりはるあき）

日頃から町会員皆様にはご指導ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

久地東町会では令和元年10月の台風19号で50世帯以上の皆様が被災をされました。今では街の景色も平穏を取り戻したようにも見えますが、現実には未だに復興中であり、その心に負った傷は癒えることは無いと思います。

しかしながら、自分を取り巻く環境は非情にも自分の思いとは関係なく淡々と進んでいくものであります。

令和2年初頭から始まったコロナウイルスによる感染症の拡大も、地域の皆さんのみならず、世界中の人々が大きな不安を抱え、多くの方が犠牲となり未来を担う子どもたちまでもがストレスを抱えながら、3年もの時間が経過してしまいました。

自然災害だけではなく、この地球上では人類史上戦争がなかった時はありません。令和4年2月にはロシアとウクライナが新たに戦いを始めてしまいました。

皆さんも何故、どうしてと思うようなことが増えていませんか？

誰もが自然と共存する中で二度と来ない日々を過ごされていると思います。命ある者すべてが、いずれ砂となり、やがて海に帰ることは子どもたちも知っている事実です。

地球が生まれて46億年、今から50億年後には地球は太陽に飲み込まれてなくなります。自然の流れの中で、ほんの一瞬の瞬間かもしれませんが、この地域で皆さんと出会えたことは奇跡中の奇跡であり、皆さんから授かった思い出は私の一生の宝物です。

これからも皆さんと共に仲良く笑って暮らせる久地東町会であるよう願っております。